サンミゲル、パシッグ川高速の環境破壊否定

フィリピンの財閥サンミゲル・コーポレーション(SMC)は、マニラ首都圏を横断するパシッグ川に沿ったパシッグ川高速道路(PAREX)の建設事業が環境や歴史的遺産を破壊するとの批判に反論しました。
同事業を巡っては、マニラ市の旧市街イントラムロスやアロセロス森林公園を破壊するとの声が広がっています。ラモン・アン社長はこれに対し、ソーシャルメディアでパシッグ川高速道がイントラムロス側に建設されるようなイメージ画像が拡散しているが、事実ではなく、実際には対岸を通ると説明。
アロセロス森林公園に関しては、道路の高さを調整するなどして容易に環境破壊を防ぐことができると反論しました。
全長19.37キロメートルの同高速道は9月に着工。マニラ市の放射道路10号線(R10)とマニラ首都圏東南高速道路(SEMME)の環状道路6号線(C6)を結びます。

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この記事の監修

家村均
家村均

一般社団法人 フィリピン・アセットコンサルティング
エグゼクティブ・ディレクター
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慶応義塾大学経済学部卒業後、東急に入社し、海外事業部にて、米国・豪州・ニュージーランド・東南アジアなどで不動産開発や事業再構築業務に従事。
また、経営企画部門にて東急グループの流通・メデイア部門の子会社・関連会社の経営・財務管理を実施した。(約15年)
その後は、コンサルティングファーム(アクセンチュア)や投資ファンド(三菱UFJキャピタル)などで、企業や自治体の事業再構築、事業民営化等の支援や国内外のM&A案件のアドバイザリーを実施し、2018年10月より、GSRにて、日本他の投資家および企業、ファンドなどに対してフィリピン不動産への投資や事業進出のアドバイザリーを行っている。

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