ガス田開発に5千億ペソ投資

フィリピンのエネルギー省は、南西パラワン沖に位置するマランパヤ天然ガス田に代わる新たなガス田の開発に、向こう20年間で5,020億ペソ(約1兆1,250億円)を投資する方針を示しています。
フエンテベリア次官が3日、エネルギー投資に関するフォーラムで明らかにしました。最大4兆立方フィートの天然ガスを採掘できるガス田の開発を目指すそうです。国内唯一のガス田、マランパヤガス田は2027年に枯渇することが見込まれており、新たなガス田の確保が急務になっています。
エネルギー省は、天然ガス以外の資源開発も進める方針で、投資額は1兆1,760億ペソに上る見込み。うち6,560億6,000万ペソを石炭関連の探査・開発に充てられます。

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この記事の監修

家村均
家村均

一般社団法人 フィリピン・アセットコンサルティング
エグゼクティブ・ディレクター
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慶応義塾大学経済学部卒業後、東急に入社し、海外事業部にて、米国・豪州・ニュージーランド・東南アジアなどで不動産開発や事業再構築業務に従事。
また、経営企画部門にて東急グループの流通・メデイア部門の子会社・関連会社の経営・財務管理を実施した。(約15年)
その後は、コンサルティングファーム(アクセンチュア)や投資ファンド(三菱UFJキャピタル)などで、企業や自治体の事業再構築、事業民営化等の支援や国内外のM&A案件のアドバイザリーを実施し、2018年10月より、GSRにて、日本他の投資家および企業、ファンドなどに対してフィリピン不動産への投資や事業進出のアドバイザリーを行っている。

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