トリコンティ、独社とアクラン州で風力発電

フィリピンで風力発電を手掛けるトリコンティECCリニューアブルズは5日、ドイツの再生可能エネルギー大手wpdのフィリピン法人と提携し、中部アクラン州に出力7万5,600キロワットの陸上風力発電所を建設すると発表しました。
wpdによると、出力4,200キロワットの風力発電タービンを18基設置し、2023年内の完工を目指します。風力発電所で発電した電気は、トリコンティとwpdが新設する変電設備を経由し、フィリピン全国送電社(NGCP)の送電網に供給される見通しです。
事業費は約50億ペソ(約110億円)で、年内着工を予定している模様です。

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この記事の監修

家村均
家村均

一般社団法人 フィリピン・アセットコンサルティング
エグゼクティブ・ディレクター
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慶応義塾大学経済学部卒業後、東急に入社し、海外事業部にて、米国・豪州・ニュージーランド・東南アジアなどで不動産開発や事業再構築業務に従事。
また、経営企画部門にて東急グループの流通・メデイア部門の子会社・関連会社の経営・財務管理を実施した。(約15年)
その後は、コンサルティングファーム(アクセンチュア)や投資ファンド(三菱UFJキャピタル)などで、企業や自治体の事業再構築、事業民営化等の支援や国内外のM&A案件のアドバイザリーを実施し、2018年10月より、GSRにて、日本他の投資家および企業、ファンドなどに対してフィリピン不動産への投資や事業進出のアドバイザリーを行っている。

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