ACエナジー、太陽光発電でアジア展開

フィリピンの大手財閥アヤラ・コーポレーション傘下の発電会社ACエナジーは5日、再生可能エネルギー発電子会社を通じ、太陽光発電所の開発を手掛けるマレーシア系NEFINホールディングと合弁会社を設立すると発表し、アジア各国で太陽光発電事業を展開していきます。
子会社ACリニューワブルズ・インターナショナル(ACRI)とNEFINが折半出資して合弁会社を設立します。アジア全域で屋根置き型の太陽光発電システムの開発、運営を手掛けます。発電容量は計2万1,000キロワットになる見込みです。
ACリニューワブルズは、向こう数年のプロジェクト実施に必要な資金として、合弁会社に1,000万米ドル(約11億円)を注入します。さらに事業を拡大する際には、追加で資金を提供する考えがあります。
ACエナジーは東南アジア最大の再生エネ発電事業者になることを目指しています。2025年までに発電設備容量を500万キロワットに引き上げる計画です。

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この記事の監修

家村均
家村均

一般社団法人 フィリピン・アセットコンサルティング
エグゼクティブ・ディレクター
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慶応義塾大学経済学部卒業後、東急に入社し、海外事業部にて、米国・豪州・ニュージーランド・東南アジアなどで不動産開発や事業再構築業務に従事。
また、経営企画部門にて東急グループの流通・メデイア部門の子会社・関連会社の経営・財務管理を実施した。(約15年)
その後は、コンサルティングファーム(アクセンチュア)や投資ファンド(三菱UFJキャピタル)などで、企業や自治体の事業再構築、事業民営化等の支援や国内外のM&A案件のアドバイザリーを実施し、2018年10月より、GSRにて、日本他の投資家および企業、ファンドなどに対してフィリピン不動産への投資や事業進出のアドバイザリーを行っている。

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